夕焼け  工藤直子

あしたは かならず   晴れるに ちがいなあ

あしたも わたしは   たしかに 生きるだろうなあ

あしたこそ       なにかを みるかなあ

きっと そうであり   そうに ちがいなく  そうと 思いたい

・・・ ・・・・    そんなふうに 眺められる  夕焼けが あった

一編の詩が僕にくれたやさしい時間 水内喜久雄 編集