台風直後の高尾山

台風が通過した日曜日 予定通り高尾山に出かけた。高尾駅に着くや否や土砂降りの雨、今日の山行は中止かなと弱気の虫が動き始めた途端にぴたりとやんだ。いつもの臨時バスに乗り込んだが登山客はまばら、今日は静かな登山が出来るぞと思いきや・・沢沿いの川が大きな唸り声を上げて流れ下っている。陽がさしはじめると今度はアブラゼミの大合唱・・森は昨日からの風雨による激しいストレスを一気に発散しているように見えるb-kaminari.gif

ここから2Km上流から川の向こうが岸に渡って登山道に入らなくてはならないので、ことによると橋が流されているのでは・・といった不安が頭を横切った。渡れないケースを想定して、登山ルートの変更プランをあれこれ考えているうちに橋の所まで来た。いつも渡っている橋であるが、意外と水面よりも高いところに掛っていて、増水した水面おりも10cm以上の余裕を残していたb-orooro.gif

ここから沢沿いの道を標高にして300mを一気に上り詰める。雨上がりの山道と汗と湿気で立ち止まると寒くなるぐらい全身がぬれねずみなったが、陽が差し込むところでは、太陽のぬくもりが暖かく心地よく感じたb-hare.gif

メインの山道に合流後は時折トレールランニングをする若いランナーの集団に会う程度で 登山者もまばら、城山では二軒のお茶屋さんがあるが、台風で屋根を飛ばされないようにロープを巻きつけてあり、二軒とも休業。トレランの若者たちはいちように落胆の声、後ろ姿はドロ跳ねでびしょびしょで気持ち悪そうに、まとわりついたシャツをパタパタさせながら乾かしていた。私は、おもむろにリックから着替えを取り出しサッパリした気分で昼食をとったbaikin_2.gif

午後からはいつものような穏やかな山行になり、全工程12kmを5時間で踏破して本日の山行を終了。 途中で「とんかつ」を買って、自宅に直行、風呂に入って汗を流した後、PM5:00缶ビール2本を飲んでPM7:30に就寝 翌朝5:30まで一回のトイレで爆睡。こころよい月曜日の朝を迎えましたboy11.gif